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TUTORIAL

Ai 応用編

イラレ(Illustrator) 鉛筆風 文字アートの作り方




こんにちはトミー( @TOMCREATIVE106 )です。

今回のチュートリアルは「イラストレーター 鉛筆風 文字アートの作り方」の作り方です。

そして今回はイラストレーターのみで作っていこうと思います。

イラストレーターで手書き風っていうと、
誰もが「落書き」という機能を思い出すと思うのですが、
それのみで作っていくとどうしても安っぽくなってしまいます。

そのため、フィルターなどを使って、
いかに「落書き」感を出さないのが今回のチュートリアルのポイントになります。

それでは早速やっていきましょう!

ビデオチュートリアルはコチラ!

使用アプリケーション

Adobe Illustrator CC2019
Adobe Photoshop CC2019

使用OS

macOS Mojave バージョン10.14.5

アートボードサイズ

1920*1080px

カラーモード

RGB


①鉛筆の濃淡を表現するために、3D機能でロゴを制作

まず鉛筆の濃淡を出すことによって「落書き感」を出さないのがポイントです。

そのため3Dなどを使ってロゴをしっかり作る行程がとても大切です。

まずテキストを打ち込みます。
※この時「塗り」を黒以外に設定してください。(黒だと3Dを適用した時に陰影がわからなくなるため)

メニューバーより
「効果」→「3D」→「押し出し•ベベル」をクリックします。

数値は下画像のように設定しました。
※こちらは任意で決めていただいて大丈夫です。

続いてメニューバーより
「オブジェクト」→「アピアランスを分割」をクリックします。

これでパスの状態になりました。

この状態でももちろん進められますが、
もう少しインパクトを出すため、パースをつけていきます。

ツールバーより
「自由変形ツール」を選択し、

右下の「バウンディングボックス」にカーソルを合わせます。

「クリック(おしっぱなし)」→「command」を押しながらカーソルを移動させると、
その部分だけ変形することができます。

こんな形で調整しました。




②分割されたオブジェクトを整理

まずすべてにグループ化がかかっているので、
「shift」+「command」+「g」を複数回押し、すべてのグループを解除します。

続いて、「PENCIL」の面の部分(3Dで作った側面は覗く)をすべて選択し、
「command」+「g」でグループ化を適用します。

こちらはフィルタはかけないので、線と塗りをいれていきます。

線:#333
線幅:3px
塗り:#fff

続いて3Dで作った部分のカーブの部分はオブジェクトが分割されているので、
こちらを一つのオブジェクトに合体していきます。

例えば下画像「P」のカーブの部分。

こちら分割されてしまっていますね!
こちらをすべて選択し、

「パスファインダー」の「合体」をクリックします。

そうするとカーブの部分の面を一つのオブジェクトにすることが出来ました。

後カーブがあるのは「C」の部分なので、
こちらも同様に整理していきます。

③鉛筆の「濃い、薄い」面を決め、着色していく

せっかく3Dにしたので、影の落ち方を考え色を決めていきます。

下画像の円の部分から光があたっていると考え、
明るい部分、暗い部分を決めていきます。

厳密にやりすぎるときりがないので、3Dを適用した部分に2色のグレーを適用していきます。

「PENCIL」の面から見て、左側の面を明るいグレーにし、
「PENCIL」の面から見て、手前の面を暗いグレーにしていきます。

まず左の面をすべて選択し、
「塗り」「線」をなしにして「アピアランスパネル」で塗りと線を適用していきます。

下画像のような順番で設定します。

線:#333 (線幅3px)
塗り:#999
塗り:#fff
※最背面に白を入れることによって、本来見えてはいけない線や塗りを隠すことが出来ます。

続いて手前の面も同じ行程で行ってきます。

色は濃いグレーなので

線:#333 (線幅3px)
塗り:#666
塗り:#fff

これでベースは完成です。


④同色の面を一気に選択し「落書き」を適用

左の面のオブジェクトを一つを選択し、
アピアランスパネルでグレーの「塗り」が選択されていることを確認し、

メニューバーより
「選択」→「共通」→「カラー(塗り)」をクリックします。

そうすると左の面を一気に選択することができます。

続いてアピアランスパネルの下部の部分、
「新規効果を追加」をクリックして、
「スタイライズ」→「落書き」をクリックします。

下画像のような数値にしました。

下画像のラインの角度にすると見栄えがよくなるので試してみてください。

同様の手順で手前の面もやっていきます。

⑤「粒状」フィルタを適用

これだけだと「落書き」を使ってる感が強いので、ここでフィルタをかけていきます。

ただドキュメントの解像度が「72ppi」しかないので、高解像度に変更しておきます。
※高解像度に変更することによって、フィルタの画質をあげます。

メニューバーより
「効果」→「ドキュメントのラスタライズ効果設定」をクリックし、

「高解像度(300ppi)」に変更します。

次に落書きを適用した時と同様の手順で左の面をすべて選択します。

アピアランスパネルの下部の部分、
「新規効果を追加」をクリックして、


「テクスチャ」→「粒状」をクリックします。

数値は下画像のように設定しました。

密度:20
コントラスト:18
粒子の種類:横(落書きの角度と変えてあげると少し質感が変わってきます。)

手前の面も同様にフィルタをかけます。

これでもまだデジタル感がありますよね。


⑥ラフ効果やブラシでよりアナログ風に

線自体にアナログ感を出すためにラフを適用します。

メニュバーより
「効果」→「パスの変形」→「ラフ」をクリックします。

数値は下画像のように設定しました。

サイズ:0.5(入力値)
詳細:60(丸く)

続いてブラシを適用していきます。

オブジェクトをすべて選択し、
「ブラシ」パレットからデフォルトで入っている下画像のブラシをクリックします。
※線幅は任意で設定してください。

かなりアナログ感がでてきました!

⑦下書き風のラインを描いていく

最後に、よりアナログ感を出すために、「下書きで残っている風」の線をいれていきます。

こちらは少し大雑把にやることによって雰囲気がでると思います。

おわりに

こちらで完成です。

イラストレーターで手書き感を作るのは結構大変です。

データ自体も重くなってしまうし、
効果を使いすぎると、フリーズしてしまう可能性が高いし。。

それであるならば実際に手書きで書いてパソコンに取り込むか、
Photoshopで調整するほうが、より質感が出てクオリティも上がると思います。

イラストレーターであまり効果を使いすぎるのもよくありません。

ただ時間がない時や、
見出し等で使用する場合はこのレベルで十分だと思います。

是非挑戦してみてください。