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Ai 初級編

意外と知らない正しいトリムマーク(トンボ)の付け方(Illustrator)





こんにちはトミー( @TOMCREATIVE106 )です!

みなさんトリムマーク(トンボ)というものはご存知でしょうか。

印刷物には必ずつけるもので、デザインをやっている方はご存知かと思います。

ただ間違った付け方をしている方が多いなというのが僕の感想です。

そこで今回は、「意外と知らない正しいトリムマーク(トンボ)の付け方」と題して、
詳しくご紹介していきたいと思います。

ビデオチュートリアルはコチラ!

使用アプリケーション

Adobe Illustrator CS6

使用OS

macOS Mojave バージョン10.14.5

アートボードサイズ

A3(W297 * H420mm)

カラーモード

CMYK

そもそもトリムマーク(トンボ)とは

先ほど印刷物に対してつけるものと紹介させてもらいましたが、
トリムマーク(トンボ)というのは「仕上がりサイズに断裁するための位置を示すマーク」となります。

ちなみにトリムマーク(トンボ)にもそれぞれ名前があります。

センターに配置されているものが「センタートンボ」、四隅に配置されているものが「コーナートンボ」といいます。

この名称は覚えなくても、問題なく業務は行えます。

あまりピンとこない方もいらっしゃるかと思いますが、
実は印刷物というのは、数百枚から数千枚をまとめて断裁機で断裁します。

その際に、すべてを仕上がりサイズぴったりで断裁することは不可能なので、
トリムマーク(トンボ)に合わせて、「塗り足し」というものをつけます。
※一般的に塗り足しは「3mm」と言われています。

塗り足しをつけることによって多少の断裁ズレを目立たなくすることができます。

もちろん断裁時のズレは内側にも言えることで、
外側から3〜5mmのマージンには、テキスト情報などは入れないようにしましょう。

そして、塗り足しをつけた状態で印刷をし、トリムマーク(トンボ)を目印にして一気に断裁を行います。



トリムマーク(トンボ)の付け方

新規ドキュメントの作成

今回は「A4サイズ」のオブジェクトに対してトリムマーク(トンボ)をつけていきます。

ショートカット「command」+「N」もしくは
メニューバーより
「ファイル」→「新規」「新規ドキュメント」を作成します。

新規ウィンドウが表示されたら「印刷物」なので下記の設定にします。

プロファイル:プリント
サイズ:A4より大きいサイズ(印刷しやすいようA3やB4にすると良いと思います。)
※今回はA3サイズに設定します。

A3サイズアートボードのドキュメントができました。

A4サイズのオブジェクトを作成

「長方形ツール」でA4サイズのオブジェクトを作成します。

整列パネルを使用し、アートボードに対して上下左右センターに配置をします。
※必ずしもセンターじゃなくても問題ありません。

オブジェクトに対してトリムマーク(トンボ)を作成

ここからが本記事の本題です。

このA4に対してトリムマークをつけるのですが、

必ず「線」をなしにしてください!

実は線が入ったままトリムマークをつけている方が非常に多いです。

わかりやすいように線を太くしてトリムマーク(トンボ)をつけてみましょう。

A4のオブジェクトを選択した状態で、
メニューバーより
「オブジェクト」→「トリムマークを作成」をクリックします。

そうすると線がついていることにより
A 4サイズより大きくなったオブジェクトに対してトリムマークが追加されていることがわかります。

こうなると仕上がりサイズが変わってきてしまいます。

なんども言いますが、トリムマークをつける時は必ず「線」を「なし」にしましょう!

これで完璧です。



塗り足し3mmを追加

続いてトリムマークに合わせ3mmの塗り足しを追加します。

A4オブジェクトを選択した状態で、
メニューバーより
「オブジェクト」→「パス」→「パスのオフセット」をクリックします。

オフセット:3mm
角の形状:マイター

その際に仕上がりサイズのオブジェクトは印刷上不要なので、
目印としてガイドラインにしておくとわかりやすいと思います。

レイヤーの整理

ここからは任意ではありますが、
レイヤーを整理すると作業がやりやすいと思います。

下画像のように変更してみました。

「guide」と「trimmark」に関しては作業中ずれるといけないので、
ロックをかけておきます。

「design」と「bg」のレイヤーで作業をしていきます。

おわりに

いかがだったでしょうか。

多少の線の場合、トリムマークのずれに気づかないので線付きでやっている方も多いのではないでしょうか。

印刷物は印刷してしまうと取り返しがつかないことになってしまうので、
デザインする前にしっかり版下作成を行いましょう。

少しでも参考になれば幸いです。